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ニュースリリース

2017年11月15日
新日鉄住金エンジニアリング株式会社

住友重機械工業株式会社からの乾式脱硫脱硝設備事業譲受について ~製鉄プラント事業の環境分野を強化~

新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長 藤原 真一、以下、当社)は、住友重機械工業株式会社(代表取締役社長 別川俊介、以下、住友重機械)と、乾式脱硫脱硝設備の事業譲受について合意致しましたので、下記の通りお知らせいたします。

当社は、国内及び海外の製鉄会社向けに、製銑、製鋼、圧延、鋼板処理等の製鉄プラントを販売しています。鉄鋼業界においては、環境・省エネルギー対策への設備投資が従来から積極的に行われており、当社は、コークス炉用コークス乾式消火設備、排熱回収設備、ガス精製設備、集塵設備などで、多くの実績を積み重ねてきています。今回の乾式脱硫脱硝設備事業の譲受は、これまで当社になかった焼結機向けの商品ラインアップの拡充となります。

活性炭を用いた住友重機械の乾式脱硫脱硝設備技術は、1960年代に研究開発が始まり、活性炭性能の改善や脱硝機能の付加などの進化を遂げながら、発電ボイラー、焼結機、ごみ焼却、セメントキルン等の排ガス処理設備へ、次々と実用化されてきました。現在では国内10基、海外3基の納入実績を保有する確立した技術となっております。焼結機向けの脱硫設備第一号機は、1987年に新日本製鐵株式会社(現新日鐵住金株式会社)名古屋製鉄所に納入されました。

環境保全に対する規制が世界的に強化されている中、製鉄所の排ガス処理対策は、ますます重要視されています。当社は、製鉄プロセスにおける環境・省エネルギー技術のリーディングカンパニーとして、保有するグローバルネットワークを最大限に活用し、高性能かつ設備信頼性の高い乾式脱硫脱硝設備の普及を図り、持続可能な社会の構築に貢献していく所存です。

乾式脱硫脱硝設備の特長、プロセス

1. 特長

  • 多機能処理、省スペース
    一つの装置で脱硫(SOx除去)・脱硝(NOx除去)・脱じん・脱ダイオキシンを同時に行うことができ、湿式法に比べて設備をコンパクトにできます。更に、他方式より効率的に硫酸ミスト(SO3)等の環境負荷物質も吸着除去できます。
  • 高度処理が可能
    各環境負荷物質の排出濃度を十分に低く抑えることができます。
  • 使用水量が少ない
    排ガス処理に水を使わないため、用水の確保が難しい地域に適しています。
  • 有用な副生品の回収
    排ガス中のSOxから濃硫酸や石膏等の有用な副生品を回収できます。

2. プロセス

  • 吸着反応塔に充填されている活性炭は、垂直方向(上⇒下)にゆっくりと移動します。移動中に水平方向に流れる排ガスと接触し、SOx等の環境負荷物質を吸着除去します。
  • 環境負荷物質を吸着した活性炭は脱離再生塔にて不活性雰囲気下で加熱され、SOxを放出(脱離)します。SOxは最終的に有用な副生品である硫酸或いは石膏として回収されます。
  • 環境負荷物質を放出(脱離)した活性炭は活性炭粉をふるいわけた後、再び吸着反応塔に送られ再利用されます。

【お問い合わせ先】
CSR・広報部 広報室 03-6665-2366
https://www.eng.nssmc.com/contact/

以上

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